ヤクルトの実力は?乳酸菌の種類と便秘の効果

ヤクルトは便秘に効果があるのか?

 

ヤクルト

 

快適な排便の為には、運動をし、水分と食物繊維を摂り、
さらに腸内の善玉菌を増やす努力をしなければなりません。

 

「腸内の善玉菌を増やす」方法として、シロウトの私が思いついたのが【ヤクルト】です。

 

さて、ヤクルトをはじめとする乳酸菌飲料は、
便秘に効果があるのでしょうか。

 

検証してみました。

 

乳酸菌の役割

 

乳酸菌はその名の通り乳酸や酢酸といった酸性物質を作る細菌の総称です。

 

そして、乳酸菌が作った乳酸や酢酸によって、大腸粘膜が刺激され、
大腸の蠕動運動が活発化すると言われています。

 

つまり、乳酸菌そのものが排便を促すのではなく、
乳酸菌が産生した酸性物質によって大腸の動きが良くなり、快便につながるのですね。

 

乳酸菌の種類と分布

 

乳酸菌

 

さて、ヤクルトやヨーグルトに含まれる乳酸菌のうち、
ヒトの腸内において善玉菌群に分けられるのは、主に

 

  • Lactobacillus属の菌
  • Bifidobacterium属の菌ビフィズス菌

 

です。このうち

 

  • Lactobacillus属の菌は、主に小腸上部(小腸の前半部分)に多く分布します
  • いわゆるビフィズス菌大腸に多く分布します

 

ということは、便秘を解消させるという目的を達成するには、
ビフィズス菌を摂る必要があるのですね。

 

ヤクルトに含まれているのはLactobacillus属の菌ですから、ヤクルトで便秘を解消するのは少々難しそうです。

 

反対に「まずは14日間♪」というCMでお馴染みのダノンビオは、
「生きて腸まで届く」というビフィズス菌が入っていますから、期待できそうです。

 

公式HPを見ると、ダノンビオはフレーバーやタイプがいろいろあり、
毎日食べても飽きにくそうなところもうれしいですね♪